【S16 使用構築】最高最終2010 マンダガルド全方位積みサイクル
TN FOOL 最高最終2010 (最終156位)
おひさしぶりです。FOOLMOONと申します。S16お疲れ様でした。S6以降、10シーズンぶりにレート2000を達成したので構築記事を書いてみました。構築は相変わらず愛用しているメガボーマンダ+ギルガルドから組み始めて、当初はポリ2カバコケコゲッコウガを添えて共有パに近い並びで潜っていました。対戦を通して使用感を見ながら少しずつ変更し、最終的に積み技持ちが5体のめっちゃ僕好みなパーティとなりました。
以下個別紹介
性格:意地っ張り 特性:威嚇→スカイスキン
実数値:185(116)-201(140)-150(0)-×-110(0)-172(252)
技:恩返し 地震 龍の舞 羽休め
ORASの頃からの相棒で、この構築唯一のメガ進化枠。7世代最強のメガ枠であるが、最強故に死ぬほど対策されているポケモンであることは言うまでもない。ということで、今回のパーティでは最強の見せポケとして君臨してもらい、裏で処理することをメインに考えた。実際面白いくらいポリ2とゲッコウガが釣れた。技はテンプレで特筆すべきことは無い。相手のリザードン、バシャーモ、ギャラドスなどを厚く見たい時 には選出することが多かった。
ギルガルド@弱点保険
性格:意地っ張り 特性:バトルスイッチ
実数値:165(236)-108(220)-171(4)-×-172(12)-84(28)
技:シャドークロー 聖なる剣 影打ち 剣の舞
もう一体の相棒であり、この構築における地雷枠。マンダやカバと並べているおかげで、ほぼ全ての対戦相手が毒まもを前提とした動きをしてくれたため、不意の剣舞が死ぬほど刺さった。身代わり警戒で火炎放射から入ってくるテッカグヤ、霊技警戒でメガ進化してくるギャラドスを剣舞+弱保シャドクロや聖なる剣で倒す動きが多かった。高火力先制技持ちのため腐りにくく、パーティ全体で重めなテテフへの後出しが安定することもあって選出率はかなり高かった。Sは20振りポリ2抜き調整。
カビゴン@フィラの実
性格:意地っ張り 特性:食いしん坊
実数値:254(148)-144(4)-117(252)-×-143(100)-51(4)
技:恩返し 地震 鈍い リサイクル
配分はこちらの記事の調整を使わせていただきました。
https://www.ponz-poke.com/entry/2018/12/01/170851
当初使っていたHBポリ2から入れ替わった枠。ポリ2と比べてマンダ軸で重いゲッコウガに強く、混乱実込みで物理特殊幅広い範囲を誤魔化すことができ、鈍いを積むことでポリ2には無い決定力を発揮できるポケモンとして採用。後述のレヒレと合わせて使うことでほぼ全てのゲッコウガに対応できる点、ミストフィールドを盾に状態異常を封殺しながら鈍いを積める点がめっちゃ強かった。少し運が絡んでくるがマンダが誘うメガメタグロスやポリ2にも強く、受け+詰め筋として大活躍してくれた。
性格:腕白 特性:砂起こし
実数値:215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
技:地震 氷の牙 怠ける あくび
当初は先発でのステロ展開を目的とした所謂共有パのカバを使っていたが、読まれすぎて想定通りの動きが出来ない点、またパーティ全体で悲しいくらいメガミミロップが重い点を鑑みてHB振り切りのゴツメカバに型を替えた。役割を絞ったことで選出回数は減ったが、メガミミロップやメガメタグロス、メガガルーラなど環境に多いメガ枠に厚くなったので替えて正解だったと思う。
霊獣ボルトロス@格闘Z
性格:臆病 特性:蓄電
実数値:155(4)-×-90(0)-197(252)-100(0)-168(252)
技:10万ボルト めざパ(氷) 気合玉 悪巧み
当初はゲッコウガ意識で上から殴れるコケコを使用していたが、カビゴンレヒレの採用によりゲッコウガ対策が必要無くなったため低速受けサイクルを叩き潰せる補完枠として採用した。耐久が心許なくサイクルを回せないため選出率は最下位だが、ポリ2ドヒドグライラッキーヤドランエアームドテッカグヤなど厄介なポケモンを纏めて見れるため選出できた時は重宝した。格闘Zでぶっ飛ばしたポリ2は数え切れない。ついでにメガガルーラもぶっ飛ばせる。
カプ・レヒレ@水Z
性格:控えめ 特性:ミストメイカー
実数値:159(108)-×-135(0)-161(252)-150(0)-124(148)
今シーズンのMVP。自慢の色違いめざパ炎持ち個体。当初は変幻自在ゲッコウガを使っていたが、ポリ2になす術が無いこと、耐久が低すぎて扱いにくかったため採用した。出し負けになるポケモンが少ないので、ほぼ全試合先発で出しており選出率は圧倒的1位。有利対面では積極的に水Zを押し、数的優位及び相手サイクルの早期崩壊を狙う。瞑想はポリ2やミラー意識で採用。めざパ炎はゲッコウガがナットレイやハッサム意識でめざパ炎を持っていた名残りで採用した。ミストメイカーのおかげで裏のカビゴンやギルガルドが状態異常を貰うこと無く積み技を使えるため、間接的に運負けを減らすことにも貢献してくれた。Sは準速キノガッサ抜き抜き調整。
選出と立ち回り
基本選出は決めていなかったが、レヒレガルドカビゴンの並びで出すことが多かった。見せ合い時点で唯一のメガ枠であるボーマンダを意識させて、対策として選出されたポケモンを起点にして全抜きを狙う。その結果、パーティ6体のうち5体に積み技が仕込んである【全方位積みサイクル】の形となった。特にポリ2ゲッコウガあたりへの殺意は半端ない。1900帯での戦績は10勝3敗で勝率約77%だったので、我ながらもう少し上を狙える構築だったのではないかと思っている。
きついポケモン
パーティ全体で1番きついのはアッキ持ち天然ピクシー。こちらの勝ち筋が積み技に依存しているため突破方法が無い。出てきたら降参するレベル。次にきついのがメガミミロップ。まともに受けられるのがカバルドンだけなのでいたらほぼ選出される。ボーマンダやカビゴンが先に積めれば勝てるがかなり窮屈な立ち回りを強いられる。最後にリザードン。Xならレヒレやカバルドンで見れるがYはかなり辛い。カビゴンなら受けられると思って受けに出したら、ちょっと削られてただけで晴れオバヒで吹き飛ばされ椅子から転げ落ちた。
最後に...
以上でS16で使用した構築の紹介を終了します。S6以来、まさか2年近くもレート2000から離れることになるとは思いませんでした笑。実質レート最終シーズンと言われたS16で、レート2000を達成できてすごく嬉しかったです!恐らく今後7世代で潜ることはないと思います。次回はソード&シールド、8世代の舞台でお会いしましょう!