【SV S12使用構築】2085(85位)&2075(105位) 無双竜機カイリュースタン
TN:MOON(Vロム)
TN:MOON(Sロム)
Switchの画像
はじめに...
最近はマーダーミステリーと雰囲気証持ちの色違いハバタクカミ厳選がマイブームなFOOLMOONと申します。今回はS11に続き2期連続で最終レート2000を達成し、初めて最終2桁を達成した記念に構築記事を書きました。なお今期の構築はS11で使用した構築のアップデート版となりますのでそちらの記事も併せてご覧いただければと思います。
⭐︎S11構築記事リンク
構築経緯
S11では上記のパーティでレート2000を達成したが致命的な欠陥がいくつかあった。
①ハッサムの役割がサーフゴーに被り過ぎてて選出できない。
②サーフゴーの電磁波に地面タイプを合わされると苦しくなる。
③ハバタクカミ以外のSが低く眼鏡イーユイに焼き尽くされる。
④瞑想持ちの特殊アタッカーが重過ぎる。
以上を踏まえてハッサムの枠を水オーガポンに変更し潜っていたが、持ち物が固定な上にサーフゴーからの交代際にガチグマのブラッドムーンやランドロスの蜻蛉帰りを撃たれると普通に苦しく対策として機能しなかった。そこで視点を変えそもそも選出させなければ良いのではと考え襷パオジアンを採用したところ、安定して勝てるようになったためこの6体で潜り続けプレイングの向上に努めた。構築名の由来は強過ぎて使用禁止になってしまったカード名から。元ネタが分かる人はきっと古のカードゲーマー(1ヶ月ぶり2回目)。
個体紹介
カイリュー@こだわりハチマキ
特性:マルチスケイル テラスタイプ:ひこう
167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)
A:魂を込めて特化
S:準速
H:あまり
技:逆鱗 テラバースト 地震 神速
前期に続いてエースとして採用した9世代の王。今期も5世代産のプレシャスボール入り個体を使用。一貫性が高い飛行タイプの高火力がシンプルに強く正直特筆すべきことはあまり無いが今期は序盤に電磁波エアスラ型のカイリューが大量発生したため、相手がカイリューの処理を間違えてイージーウィンすることが何回かあった。自分もカイリューを相手にして思うが選出段階で型の特定が困難でどの型も強いという意味では6世代のメガガルーラ以上のスペックを感じる。今期は相手のメタを警戒し過ぎて選出を躊躇ってしまうことが多かったがもう少し信用しても良かったかもしれない。
連撃ウーラオス@パンチグローブ
特性:不可視の拳 テラスタイプ:ほのお
189(108)-183(132+)-142(172)-×-85(36)-125(60)
A:あまり
HB:A189パオジアンの弱点テラバースト93.8%耐え
HD:C176テツノツツミのフリーズドライ87.5%耐え
S:準速キノガッサ+3
技:水流連打 ドレインパンチ
アクアジェット 冷凍パンチ
今期自分以外に使っている人を見かけなかった炎テラス連撃ウーラオス。炎オーガポンが明らかに数を減らした今期では炎テラスで使う意味は若干薄れたが、岩石封じ以外のウェポンを半減で受けられるのは他のテラスタイプには無いメリットであったため変更せずに使用した。連撃ウーラオスミラーを考慮するなら毒テラスもアリよりのアリ。また相手のカイリューの処理方法を増やすため剣の舞を冷凍パンチに変更した。結果クレベースやアーマーガアが重くなってしまったがそれらを捨ててでも対カイリューにリソースを割いたのは正解だった気がする。ついでにたまにいるガブリアスにも刺さった。先発した際に相手の初手がハバタクカミか炎オーガポンだった場合はテラスを切って倒しにいくことを徹底した。
サーフゴー@ゴツゴツメット
特性:黄金の身体 テラスタイプ:みず
193(244)-×-161(252+)-153-111-106(12)
H:奇数最大値
B:魂を込めて特化
S:あまり
技:ゴールドラッシュ 祟り目 電磁波 自己再生
相変わらずこのパーティ唯一の受け&状態異常撒き枠。イベントレイド限定の色違い個体。ハッサムが消えた今パーティのお洒落枠担当。今期は前期に比べて地震を切ったカイリューとシャドーボールを切ったハバタクカミが増えた影響で動かしやすかった。特にイダイトウと組んでいるハバタクカミは電磁波祟り目型がほとんどだったため強気に居座ってゴールドラッシュを押してた。Sラインについては一考の余地があり、痺れたS+1最速カイリュー抜きにしておいた方が良かったかもしれない。基本は後発で選出するがコノヨザルかオオニューラが見えた時だけは初手に出てくると決め打ちして先発させてた。テラスは連撃ウーラオスと炎オーガポンとカイリュー相手に切って一撃耐えて電磁波を撒くために使うことが多かった。
特性:心眼 テラスタイプ:ノーマル
213(196)-×-141(4)-198(196+)-98(100)-74(12)
C:11n
HD:チョッキ込みでC176テツノツツミのフリーズドライを79%で2耐え
S:最低限のミラー意識&麻痺した最速カイリュー抜き
技:ブラッドムーン 大地の力
ハイパーボイス 真空波
このパーティ唯一のキタカミの里ポケモンで特殊重戦車のガチ過ぎるクマ。今回もテンプレのチョッキ型で採用。前期と比較してオボン持ちでHBに厚いガチグマ増えた影響でミラーの殴り合いに強かった気がする。基本は先発で使うことが多かったがトリックルームやイダイトウ入りのパーティは後発で繰り出し詰めに使う動きが強かった。また先発させた際に相手の初手がハバタクカミか炎オーガポンだった場合は連撃ウーラオスと同様にテラスを切って一撃で落とすことを徹底してた。特にハバタクカミはHPがミリでも残ってると痛み分けから戦況をひっくり返される危険が残るため絶対に仕留める。(ムーンフォースでCダウンだけは無理)。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:古代活性 テラスタイプ:フェアリー
131(4)-×-101(204)-175(156)-156(4)-190(140+)
C:H4振りのみハバタクカミをムーンフォース2発で76%で落とせる
S:ミラー意識
甘える 痛み分け
パラドックスポケモンの一角で9世代の女王。1番好きなカリスマ証持ち色違いのお気に入りな個体。前期に水テラスで使用した際は相手のガチグマに瞑想の起点にされて使いにくさを感じたため今期はフェアリーテラスで採用し火力のリーチを伸ばした。弊害として連撃ウーラオスに対面で勝つことが難しくなったが数を増やした一撃ウーラオスに強くなったためトータルで見ればプラスだった気がする。相変わらず甘える痛み分けが強く何度もピンチを救ってくれた。さらにこちらのサーフゴーの電磁波にガチグマを合わせられた時にハバタクカミにバックし攻撃を受け、次のターン痛み分けを撃つことで相手に大ダメージを与え戦闘のイニシアチブを一気に握れることに気付いてから選出率が格段に上がった。使い手によってスペックが大きく変わるポケモンだと心から思った。
パオジアン@きあいのタスキ
特性:災いの剣 テラスタイプ:ゴースト
155-189(252+)-101(4)-×-85-187(252)
A:魂を込めて特化
S:準速
B:あまり
技:氷柱落とし 聖なる剣
サイコファング 不意打ち
このパーティ唯一の新入りとなった四災ポケモン。対イーユイと瞑想積みアタッカーへのストッパーとして襷型で採用。実は初めてこのポケモンを使ったがシンプルに上から氷柱落としで怯ませるのが最強だった(今更)。噛み砕くを切ってサイコファングを仕込んだ関係で連撃ウーラオスにある程度抗えるのが偉くたまにオーロラベールも割ってた。その分サーフゴーへの打点は失ったがパオジアンにわざわざ後出しされることが無いし拘り型なら不意打ちで十分だったためほとんど気にならなかった。テラスタイプは神速と格闘技を透かせるゴーストで採用。このパーティではカイリューがヘイラッシャやドヒドイデに強く電気で使う理由があまり無かったためコレが正解だった。
基本選出
高度な柔軟性を持って臨機応変に選出
対受けル→ガチグマ+カイリュー@1
重いポケモン
でんきテラスカイリュー
→電磁波が通らないしハバタクカミの後出しが間に合わない
クレベースorアーマーガア入り受けループ
→ウーラオスが剣の舞を切った関係で突破するのがほぼ無理 選出されないように祈る
最後に...
11月は過去一レベルで仕事が忙しくほぼ毎日残業で潜る時間が全然取れない中で最終2桁を達成することができ、自信に繋がるシーズンとなりました。レギュEでやりたいことはできたので、12月は対戦から離れひさしぶりにポケモンコロシアムの乱数調整をまったりやろうと思います(A0リングマとみつふしノココッチのナショナルリボン色違いが欲しい)。ここまで読んでいただきありがとうございました!
Special thanks
S12でまさかの4回も対戦していただいたちきふわさん。終盤までずっと上位をキープされていて正直めっちゃ意識してました。また戦える日を楽しみにしています。
TRPGの卓仲間のみなさん。先月は鬼哭館の殺人事件お疲れさまでした。皆さんのロールプレイめっちゃ好きで動画何回も視聴しています。回りたいシナリオも回したいシナリオも見学したいシナリオもあるので12月もよろしくお願いします。
【SV S11使用構築】2017(339位) 炎槍と水剣のカイリューハッサム
TN:MOON(Vロム)
Switchの画像
はじめに...
最近マーダーミステリーとリアル脱出ゲームがマイブームのFOOLMOONと申します。今回は今月から始まったレギュレーションEでSV2回目となる最終レート2000を達成したので構築記事を書いてみました。
構築経緯
しばらくの間ポケモン対戦から離れていたためとりあえず炎オーガポンに強そうなカイリュー
→上記3体では搦手に弱いため状態異常対策としてサーフゴー
→キタカミの里要素0だし電気の一貫切りたいし試してみようの精神でアカツキガチグマ
→ここまでSラインが遅すぎるため大体上から殴れるハバタクカミ
とりあえずこのパーティで潜ってみたら使用感が良かったため、並びは変えず調整を弄りながら最終日まで戦った...我ながらめっちゃシンプル。個体紹介で後述するがパーティ全体で炎オーガポンをかなりメタっているところが唯一の特徴かもしれない。構築名の由来は炎と水のテラスタイプが2体ずついるところから。元ネタが分かる人はきっと古のカードゲーマー。
個体紹介(採用順)
カイリュー@こだわりハチマキ
特性:マルチスケイル テラスタイプ:ひこう
167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)
H:あまり
A:魂を込めて特化
S準速
技:逆鱗 テラバースト 地震 神速
渦アンコやダイススケショなど無限の型が存在するカイリューだが今回は1番シンプルな鉢巻で採用。5世代産のプレシャスボール個体。カッコいい。初手性能もスイープ性能も高い上に型の匿名性も相まって最強だった。鉢巻飛行テラバーストの破壊力と一貫性は使うと病みつきになる。ただしテラスを切ると優秀なドラゴンの耐性が消えるためタイミングにはトレーナーの力量が試されるポケであるとも感じた。タイプ受け以外の後出しがほとんど効かないため汎用性を維持しながら受けループ対策になる点もGOOD。名実ともに9世代最強ポケであると感じた。選出率は3〜4位。
ハッサム@オボンのみ
特性:テクニシャン テラスタイプ:ほのお
177(252)-169(28+)-146(204)-×-103(20)-86
技:バレットパンチ 蜻蛉返り
ダブルウイング 剣の舞
HB:A156ミミッキュのA2↑テラスタルシャドークロー確定耐え
HD:C203サーフゴーのシャドーボールでオボン確定発動
カイリューが明確に不利を取るパオジアンやハバタクカミに強そうなクッション枠。ポケモンコロシアム限定かつ通常プレイでは出現しないナショナルリボン持ち色違いの狂った個体。なお実際は基本的にサーフゴーの選出が優先されたため選出率は最下位。見えないところから炎技が飛んでくることが多くてあまり信用できなかった。多分他にもっと良いポケモンがいた気がするがお洒落ポケモンを使いたい気持ちが勝ってしまったのだから仕方ない。調整はぴち様が使われていたものを参考にした。炎テラスとダブルウイングは炎オーガポン意識。...今考えるとハッサムで炎オーガポンを見ようとするアプローチ自体に無理があったような気がする。
連撃ウーラオス@パンチグローブ
特性:不可視の拳 テラスタイプ:ほのお
189(108)-183(132+)-142(172)-×-85(36)-125(60)
A:あまり
HB:A189パオジアンの弱点テラバースト93.8%耐え
HD:C176テツノツツミのフリーズドライ87.5%耐え
S:準速キノガッサ+3
技:水流連打 ドレインパンチ
アクアジェット 剣の舞
このパーティのMVP。草フェアリー半減の毒テラスが強いならついでに炎も半減に出来たら強いのでは?と考えて炎テラスで使ってみたら最強だった。炎オーガポンとの有利不利を相手視点で考慮されにくい場面から逆転出来るのがめっちゃ偉い。ただテラスを切ると相手の連撃ウーラオスに弱くなったりサーフゴーと合わせて地面の一貫が生まれてしまうためある程度は立ち回りや選出でケアする必要はある。努力値はパンチグローブ型のテンプレからDをSに2回した。その結果ミラーの同じ型との対面では基本上を取れたしタスキやスカーフ型はサーフゴー後出しでどうにでもなったからこれが正解だった。技についてカイリュー対面で氷技が欲しい場面が100回はあったが切れる技が無かった。そろそろ色違い解禁してくれ。そしてムンボに入れさせてくれ。選出率は2位。
サーフゴー@ゴツゴツメット
特性:黄金の身体 テラスタイプ:みず
193(244)-×-161(252+)-153-111-106(12)
H:奇数最大値
B:魂を込めて特化
S:あまり
技:ゴールドラッシュ 祟り目 電磁波 自己再生
パーティ唯一の受け&状態異常撒き枠。イベントレイド限定の色違い個体。受け型のサーフゴーを初めて使ったがめっちゃ強かった。相手のパーティにカイリューが見えたらほぼ選出する関係で選出率1位。電磁波で無限の勝ち筋を量産したし、アカツキガチグマが誘う連撃ウーラオスの拳を何度も血塗れにした。そこそこ数がいた岩オーガポンに圧倒的有利な点も見逃せない。ただ相手のアカツキガチグマに出来る事が無いため後出しされるとキツかった。この動きがケアできたらもっと強いパーティになった気がする。テラスタイプはシンプルに強い水。連撃ウーラオスの水流連打のダメージを抑えたり、炎オーガポンのツタこんぼうを受けつつ電磁波を撒くためそこそこ切った。
特性:心眼 テラスタイプ:ノーマル
213(196)-×-141(4)-198(196+)-98(100)-74(12)
C:11n
HD:チョッキ込みでC176テツノツツミのフリーズドライを79%で2耐え
S:最低限のミラー意識&麻痺した最速カイリュー抜き
技:ブラッドムーン 大地の力
ハイパーボイス 真空波
パーティ唯一のキタカミ要素。チョッキ込みの撃ち合い性能の高さとブラッドムーンの破壊力に目が行きがちだが個人的には電磁波無効で鬼火が痛くない点が強かったと思う。明確に不利をとる連撃ウーラオスには前述のサーフゴーが強いため2体セットで選出する事が多かった。調整は完全オリジナル。火力と耐久を良い感じに両立していて使いやすかったし気に入ってる。技構成はテンプレ。テラスタイプは最初フェアリーだったが一撃ウーラオスと対面した時くらいしか役に立たなかったためノーマルに変更した。ノーマルにした事で処理が難しいイダイトウにほぼ確実に勝てる+初手で炎オーガポンと偶発対峙した時にテラスブラッドムーンを撃ってワンパンし数的有利を取れる点が強かった。色違い実装はよ。選出率は3〜4位。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:古代活性 テラスタイプ:みず
131(4)-×-101(204)-175(156)-156(4)-190(140+)
C:H4振りのみハバタクカミをムーンフォース2発で76%で落とせる
S:ミラー意識
パーティの最後に入ってきた枠。ワクワクしてて可愛い。テツノツツミやパオジアンも試したがこの2体と比較してメインウェポンが命中安定である点と特殊相手になら1回は後出し可能な最低限のサイクル性能を持つ点が優秀だと感じた。舞ったカイリューやトドロクツキの更に上から甘えるのがめっちゃ強かった。ただし終盤に増えた瞑想持ちの特殊アタッカーに弱くハバタクカミを起点にされ負ける事も多かったため今使うならこの型じゃない説はある。調整はおろしぽんず様が使っていたものが強そうだと思ったのでそのまま流用した。実際強かったしブエナハバタクカミのミラーはほぼ上から動けて勝ちを拾える事も多かった。テラスタイプは無難に水にしたがほとんど切らなかった。選出率は5位。
基本選出
対受けル→ガチグマ+カイリュー@1
重いポケモン
クリアチャームカイリュー
→甘えるが通らないため無理
でんきテラス物理アタッカー
→電磁波が通らないため厳しい
瞑想持ちハバタクカミやアカツキガチグマ
→選出時に想定しづらい 立ち回りでカバー
最後に...
10月は仕事が立て込んで忙しかったですが新環境という事でひさしぶりにポケモン対戦に本気で取り組んだ結果レート2000を達成出来て良かったです。11月〜12月は別の事をして遊ぶ予定なのでそんなに潜らないと思います。レギュFでまた環境が変わったらレート2000を目指したいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!
Special thanks
S11で2回対戦しボコボコにしてくれたちきふわさん。リアルで面識のある方がレートをどんどん上げている姿を見る事でモチベーションに繋がっていました。最終レート2000達成おめでとうございます。それはそれとして次当たった時は勝たせてもらいます。
TRPGの卓仲間のみなさん。みなさんとの雑談はとても楽しく本当に良い気分転換になっています。鬼哭館の殺人事件を回すのめっちゃ楽しみにしています。
【SV S4使用構築】2053(241位)&2037(295位) MOON式セグカミラッシャ
TN:MOON(Vロム)
TN:MOON(Sロム)
Switchの画像
はじめに...
ブログを書くのが1年以上ぶりのFOOLMOONと申します。S4お疲れ様でした。今回はテラスタル環境で初めて最終レート2000を達成したので記念に構築記事を書いてみました。
構築経緯
SVでテラスタル環境が始まってS3まで全く納得の出来る結果を残す事が出来なかった為、ずっと使ってきた起点作成→全抜き構築を諦めてとりあえず強そうな並びだったセグカミラッシャからスタート。この3体できついキョジオーン絡みのサイクルに有利な隠密マントサーフゴーを採用。セグカミラッシャはS4も流行りそうな気がしてた為、3体全員に有効打を持てる&対面駒として優秀な襷けたぐりマスカーニャを採用。最後にルミナコリジョンが強そう(小並感)で相手視点で鬱陶しく思ってもらえそうだったクエスパトラを採用して構築が完成した。
個体紹介(採用順)
セグレイブ@とつげきチョッキ
特性:熱交換 テラスタイプ:でんき
213(180)-204(164+)-113(4)-×-108(12)-126(148)
HD:C205ハバタクカミのテラスムンフォ最高乱数以外耐え
S:準速キノガッサ+4
技:氷柱針 巨剣突撃 テラバースト 氷の礫
本構築の起点で絶対的エース。雪に転がってて可愛い。スイーパーよりも崩しの駒として運用したかった為テラスタイプはでんきを選択。アマガドオーやドヒドイデなど多くの受けポケを一匹で見れるだけなくチョッキと合わせて相手のテツノツツミやサーフゴーに複数回後出しが効く為めっちゃ強かった。特にテツノツツミの処理はでんきテラスが一番しやすいと思う(巨剣で処理しようとするとみがわりで一旦受けられ次の攻撃で致命傷を貰うケースが多そう)。耐久調整について何故かC特化ハバタクカミを意識してしまっているがそんな調整のハバタクカミなんて存在していなかった。ただこの調整のおかげで雑に受けに出しても割とミリ耐えする事が多かったからヨシってなった。S調整について準速キノガッサ抜きは言うまでもなくメジャーなラインでそこからどこまで振るかのチキンレースは誰もが通る道だがオフ会で仲良くさせてもらっているちきふわさんがS3で使ってたセグレイブのSが125だった為「+1にしとけばいっか」の精神で126とした。襷や鉢巻は準速が多い為上を取られる事が多かったがチョッキセグレイブミラーでは割と上から動けた印象。選出率は堂々の1位。先発からも後発からもよく投げテラスタルもほぼコイツに切っていた。本当に強かった。ありがとう。
ハバタクカミ@こだわり眼鏡
特性:古代活性 テラスタイプ:フェアリー
133(20)-×-75-185(236)-155-205(252+)
HD:C187ハバタクカミのシャドボ確定耐え
堂々の使用率1位の高火力特殊アタッカー。やる気ゼロだがやる時は出来る子。努力値振り及び技構成はテンプレであまり語る事は無いが雑に強かった。テラスタイプについてセグレイブの礫やカイリューのアクジェ対策の為に水にするという考え方もあるがこのポケモンに飛んでくる先制技はドドゲザンの不意打ちが圧倒的に多い為、半減で受けられるフェアリーがやはり使いやすいと感じる。物理方面が本当に紙の為、あまり先発には置かず裏から通すことを意識して運用した。特殊方面は無振りでも割と固い為、一回は受け出しが効く事も多くそこから高火力を押し付ける展開も多かった。選出率は4位。
ヘイラッシャ@食べ残し
特性:天然 テラスタイプ:くさ
257(252)-120-180(228+)-×-85-59(28)
S:ミラー意識
技:ウェーブタックル 雪雪崩 地割れ みがわり
本構築の地雷枠にしてMVP。幸せそうにしながら地割れを撃ってくるサイコパス。ミラーに絶対勝つ為に採用率圏外のみがわりを搭載した自慢の個体。結論から言えばめっちゃ強かった。努力値調整は物理相手にみがわりを残せる確率を上げる為にほぼHBに振り切りミラーで絶対上を取る為に多めにSに振った(結果ミラーは全試合で上を取れた)。ヘイラッシャミラーの不毛な対面では上からみがわりを貼り合法と化した地割れで数多のヘイラッシャを葬った。また大抵の物理アタッカーは裏に引いてくる為みがわりを置ければ裏の特殊アタッカーに致命傷を負わせるケースも多く、さらに副産物として相手のキョジオーンの上からみがわりを貼る事で塩漬けを拒否し型次第ではあるが完封およびTODを成立させる試合もあった。このヘイラッシャが明確に不利を取るミトムやテツノツツミ、アーマーガアに対しては前述のでんきテラスセグレイブが有利を取れる為非常に相性が良くレート上昇に大きく貢献してくれた。テラスタイプはシンプルに元のタイプとの補完を考えてくさを選択。でんきテラスセグレイブやジバコイルの前で切って確定数をズラす用途で何回か切った気がする。選出率は2位。
サーフゴー@隠密マント
特性:黄金の体 テラスタイプ:みず
181(148)-×-115-198(212+)-111-123(148)
HD:187ハバタクカミのシャドボ確定耐え
S:準速キノガッサ抜き
技:ゴールドラッシュ シャドーボール
サイコショック わるだくみ
キョジオーン絡みのサイクルおよび受けループを破壊する為に採用。しかし上位帯ではキョジオーンがほぼ絶滅しており受けループも絶対数が少ない上にハピナスが悪テラスである事が多かった為、対策した気になっていただけな感は正直あった。ただ他のメンバーで対処がきついニンフィアやブラッキーがいれば積極的に選出しあくびループのカットと悪巧みからの崩しが狙えた為、使用感は悪くは無かったと思う。テラスタイプみずはテツノドクガの眼鏡オバヒを耐えて殴り返す為に採用。たまーに切ってた。ちなみにA1以外の厳選要素無し。物足りない。選出率は5位。
マスカーニャ@気合いの襷
特性:変幻自在 テラスタイプ:くさ
151-162(252)-90-×-91(4)-192(252+)
技:トラックフラワー 叩き落とす
けたぐり 不意打ち
セグカミラッシャ対策兼対面駒として採用した9世代御三家。色違い厳選17匹目で出逢えたメス個体。選出する際はほぼ初手出しで運用した。けたぐりを採用する事で幅広い構築に選出がしやすくなり相手初手出しのセグレイブやドドゲザンが甘えてテラスを切らずに居座ってきた場合に一撃で落としeasy winをそこそこ量産してくれた。環境に毒菱撒きが多くけたぐりが考慮されにくかった点がこの個体に追い風となった感がある。技範囲が広く型の匿名性が高い点が非常に優秀なポケモンであると改めて感じた。テラスタイプはくさで使用したが1回も切らなかったし多分あくの方が強い気がする。カイリューを後出しされるのが鬱陶しくてじゃれつくが欲しかったが切れる技が無かった。選出率は3位。
クエスパトラ@オボンの実
特性:加速 テラスタイプ:ほのお
188(140)-×-101(164)-154(148+)-86(44)-127(12)
HD:テラス時にC205眼鏡ハバタクカミのシャドボ最高乱数以外耐え
S:+2で最速スカーフガブリアス抜き
テラバースト まもる
セグレイブやマスカーニャが初手に投げにくい時に投げられるよう対面駒+相手の思考と選出をバグらせる役割で最後に入ってきた。メソメソしながらルミナコリジョンとかいうぶっ壊れ技を撃ってくるやべー奴。4桁帯では刺さってそうな構築に適当に初手に投げてルミナコリジョンを撃ってるだけで相手パーティを半壊させる事が出来ていたが上位帯では出せるパーティが無くて全然選出出来なくなった為シンプルにテツノドクガとかに変更すべきだった。選出率は圧倒的最下位。
基本選出
セグレイブ+ヘイラッシャ+ハバタクカミ
マスカーニャ+ヘイラッシャ+セグレイブ
大体この2パターン
ニンフィア入り→サーフゴー+@2
受けル→サーフゴー+ヘイラッシャ+セグレイブ
最後に...
SVに入ってテラスタル環境が始まってから、人生で1番ポケモンが勝てなくなり正直心が折れそうになった時期もありました。そこで自分の闘い方を見つめ直しS4では剣盾の時に得意としていた壁やステロ展開からの全抜きを捨て、ある程度サイクルを回す構築に挑戦し満足の行く結果を残す事が出来ました。一つのやり方に固執せず違うやり方も試す事で解決の道標になるという学びを得て成長に繋がったシーズンになったと思います。明日から転勤でバタバタする関係で今月もガチで潜るかは分かりませんが、もし潜る時は最終2桁やレート2100達成を目指して頑張ります。最後まで読んでいただきありがとうございました!
Special thanks
さんポケオフ会で懇意にさせていただいている仲でS1でレート2000を達成されていたカピさんとちきふわさん。お二人の活躍を拝見し負けたくない想いで頑張りました。背中が見えるくらいには近付けたでしょうか?
TRPGの卓仲間のみなさん。ポケモンだけに集中するとどうしても殺伐としてしまう日々の中、一緒に卓を囲い楽しい時間を過ごす事で気分転換になっています。奇奇怪怪同好会の続きを楽しみにしています。
最後に(多分見ていないだろうけど)彼女さん。ポケモンが勝てない時に通話で愚痴を聞いてくれたり、シーズン終盤では忙しいだろうからとそっとしておいてくれてありがとう。いつも心の支えになっています。
仲間大会 『聖月杯』開催のお知らせ
【挨拶】
12月になって2021年最初の記事を書いているFOOLMOONです。クリスマス・イヴの夜に予定が無い同志達と盛り上がりたいと考え、豪華景品を用意した仲間大会『聖月杯』を開催してみることにしました。
事前に行ったアンケートの結果、今回はシリーズ9(冠ルール)で行います。
特殊ルールはありません。小細工無しのガチバトルで楽しみましょう!
【仲間大会詳細】
・開催日時
2021年12月24日(金)
21:00~23:59
・対戦ルール
ソード&シールド シリーズ9(冠ルール)
持ち時間5分 総合時間15分
対戦回数15回まで
・仲間大会ID
配信は自由とします。盛り上げ大歓迎。
2ROMまで参加可能としますが、景品の受け取りは1体まで。
【禁止行為】
・対戦相手への誹謗中傷
・故意の切断
・トス行為
・改造個体の使用
・その他リテラシーに欠けると判断した行為
※発覚した場合には参加を無効とし景品を受け取る権利を剥奪します。
【景品】
ナショナルリボン持ち菱形色違いエンテイ
ナショナルリボン持ち菱形色違いスイクン
ナショナルリボン持ち菱形色違いライコウ
【景品に関する注意事項】
・景品は全て自己産で乱数調整を用いて捕獲
(3犬はポケモンコロシアム特有のボールが減らない仕様を利用)
・登録人数が100人未満の場合は1位のみ1体を選択し、100人以上なら1位から3位まで順番に1体ずつ選択
・登録人数が200人を超えた場合ナショナルリボン持ち色違いポケモンを2体追加予定
※景品を受け取ったらTwitterで#聖月杯のハッシュタグを付けてツイートをする事
(景品受け渡しの証明とする為)※景品の横流し、二次配布、バグ及び改造等を用いてコピーする事は厳禁
【その他】
評判が良ければ今後も不定期に仲間大会を開催する予定なのと景品の受け渡しをスムーズに行えるようTwitterで【foolmoonORAS】のアカウントをフォローしてもらえると嬉しいです。
【最後に】
仲間大会を主催するのは初めてで不慣れではありますが、みんなで楽しめる大会にしたいと考えています。
世間のリア充に負けないくらい熱いクリスマス・イヴにしましょうw
ご不明な点があれば、TwitterのDMまでご連絡ください。
【S10 使用構築】最高最終2014(200位)限定環境アロキュウ壁パーティ
TN:MOON 97勝59敗
TN:ザナルカンド 68勝30敗
剣盾に入ってから構築記事を投稿するペースが上がってきたFOOLMOONと申します。S10お疲れ様でした。今回はシングル・ダブルそれぞれのトップメタ計16体が使用禁止という限定環境の中でS8以来の2ROM2000と初めて100戦以内レート2000を達成したので記念に構築記事を書いてみました。
構築経緯
S10開始時はキングドラが強いだろうと感じペリグドラパッチを中心に雨追い風パで潜っていたがしっくり来ず勝率に伸び悩んだ為、S8で2ROM2000を達成した時の壁パを限定環境に合わせアップデートして使用。
以下個別紹介
性格:臆病 特性:雪降らし
実数値:149(4)-×-95-133(252)-120-177(252)
今回の構築の起点。S8では壁貼りにダイマックス権を使用してキョダイラプラスを使用していたが、ミミッキュが出入り禁止の現環境では壁が貼ってあっても相手のダイマックスを通常ポケでいなしながら突破するのは難しいと考えアロキュウを採用した。アロキュウを他の壁貼りであるクレッフィやオーロンゲと比較した時、雪降らしによる霰ダメで相手の襷を削る事が可能な点、絶対零度を持つ事で身代わり持ち以外のガン積みを拒否しついでに突破が狙える点が強いと考えた。使用してみて実際にかなり強く、壁によって零度の思考回数が増えた為数え切れない程のポケを氷漬けにする事が出来た。何なら壁が必要無い受けループ相手にも積極的に選出してた。
パッチラゴン@命の球
性格:陽気 特性:はりきり
実数値:166(4)-152(252)-110-×-90-139(252)
技:電撃嘴 逆鱗 炎の牙 燕返し
限定環境において堂々の採用率1位を誇るカセキメラ。自慢の菱形色違い個体。壁下でのダイマックス前提ポケとして採用しない理由が思いつかなかった為採用。努力値、技構成、持ち物はテンプレながらシンプルに強かった。ただ上位帯では当然のように対策が取られていた為、後述のポリゴンZにダイマックス枠を譲る事が多くなり選出率は低くなった。その代わり圧倒的な存在感を持つ見せポケとして相手の物理受けや特殊が柔い地面を誘導する事が出来た。誘導枠としてなら技をはりきりで外す事も無いのでパッチの使い方として1番強いかもしれない。
マリルリ@ソクノの実
性格:意地っ張り 特性:力持ち
実数値:189(108)-112(252)-101(4)-×-102(12)-87(132)
技:アクブレ じゃれつく 瓦割り アクジェ
それぞれ採用率4%以下の電気半減実&瓦割り両採用の地雷型マリルリ。相手の壁貼りの阻害やパッチラゴンを奇襲するのが主な役割。特にソクノの実は現環境に存在するパッチラゴン→水枠→地面枠→パッチラゴンの三竦みを逆転させる事ができ非常に有用だった。壁が無くともソクノ+ダイマでパッチラゴンの電撃嘴(ダイサンダー)を余裕を持って耐え、返しのダイフェアリーで数が多い球テンプレ型なら返り討ちに出来る。何なら後述のドサイドン引き読みで竜技を撃たれ無償で突破出来る事もあった。反面チョッキが無い分特殊耐久は心許ない為、主にアシレーヌ意識でSを多めに振り上から処理出来る可能性を高めた。副産物としてミラーでの殴り合いにも強くなった為正解だった。
ポリゴンZ@ヨプの実
性格:控えめ 特性:適応力
実数値:161(4)-×-90-205(252)-95-142(252)
技:破壊光線 悪の波動 さわぐ 悪巧み
今回のMVP。先日配信されたポリゴン2を進化させたプレシャスボール個体。元の耐久は心許ないが、壁下で無理矢理悪巧みを積む事で理不尽な破壊力を押し付けるダイマエース。状況次第ではラキハピですら止められない超火力で何度も3タテを決めてくれた。ヨプの実を持たせる事で通常でもA182ウーラオスのインファイトはほぼ耐える為、ダイマがあればダイアタックのSダウン込みで役割対象にまでなり得る。さわぐとトラアタは選択だが、トラアタがあれば勝てた試合よりもさわぐのおかげで勝てた試合の方が多かったのでこれで正解だったと思う。アロキュウが仕留め損ねた身代わりアシレーヌを受け出しから貫通突破したりカビゴンやニンフィアのあくび展開を阻止できるのがさわぐの強み。
ドサイドン@弱点保険
性格:意地っ張り 特性:ハードロック
実数値:213(180)-187(76)-151(4)-×-76(4)-91(244)
技:地震 ロクブラ 炎のパンチ 剣の舞
この構築における第3のダイマエース&問題児。物理と特殊の耐久がアンバランス過ぎかつハードロックやダイアースのD上昇を通した後のダメージ感覚が分かりにくすぎて使い始めた当初は呆気なく落とされて負けに繋がる事が多かった。ただ相手の物理ポケを起点にした弱保発動やダイアースのD上昇がハマればめっちゃ強かった為評価に悩むポケ。選出率は圧倒的に最下位で何回かリストラを考えたものの代わりになるポケが思い付かず結局最後まで残ったまさしく問題児。
ウーラオス(いちげきのかた)@気合いの襷
性格:陽気 特性:不可視の拳
実数値:175-182(252)-121(4)-×80-163(252)
技:暗黒強打 インファ アイヘ 不意打ち
この構築における斥候&ストッパー枠。アロキュウを見て初手に出てきやすいゲンガーやギルガルドあたりを狙って初手出しで数的有利を狙うか、ポリゴンZやパッチラゴンが暴れた後の詰め筋を担う動きが多かった。巷ではウーラオスの襷カウンターが流行っていたが、最低限フェアリーと殴り合えるようアイヘを採用。どくづきも考えたが、相手の初手アロキュウを壁越しにでもワンパンして数的優位を取りつつ後続も暗黒強打で確定急所を押し付けられる点、3割怯みにより状況によっては一気に勝利を手繰り寄せる事が可能な点を評価してアイヘを選んだ。実際怯みで拾えた試合もあった為後悔はしてない。他に特筆すべき事は無い無難に強いポケだった。
基本選出と立ち回り
選出はウーラオスorマリルリ+アロキュウ+ポリゴンZにする事が多かった。アロキュウがパーティに見えた時点で相手は初手アロキュウを警戒した選出をする事が多い為可能な限り後発で出す事を心掛けた。後発で出す事によりオーロラベールや霰を試合終了まで保たせやすくなるメリットもある。壁が刺さらないと判断した場合はダイマエース+マリルリ+ウーラオスで初手ダイマで場を荒らした後に高火力先制技持ち2体で詰める選出をする。対受けループ時はアロキュウの絶対零度突破を積極的に狙いに行き残りの2体は相手に合わせて選出していた。
最後に...
以上でS10で使用した構築の紹介を終わります。今シーズンのトップメタ禁止ルールが発表された時、最初は楽しみよりも戸惑いの方が大きかったですが、1から構築を練り試行錯誤を繰り返しながら2ROM2000と100戦以内2000を達成する事が出来て振り返ってみれば充実したシーズンだったと感じます。10月もこの限定環境で不自由を楽しみながらそろそろ最終2桁やレート2100を達成したいです。S10で対戦した方、そして最後まで読んでいただいた全ての方に感謝です。ありがとうございました!
オマケ 100戦以内レート2000を達成した画像
【剣盾S8 使用構築】最高最終2059(146位) ドラミミグッドスタッフ対面構築
TN:ザナルカンド 105勝60敗
TN:MOON 155勝103敗
おひさしぶりです。大体年1ペースで記事を書いてるFOOLMOONと申します。剣盾S8お疲れ様でした。S8で2ROMレート2000と剣盾最高レート更新を達成したので記念に構築記事を書いてみました。現環境でサイクル構築を扱える気がしなかったのでドラパルト+ミミッキュを始めとした単体性能が高いポケモンで固めたガチガチの対面構築で潜っていました。S7でもほとんど同じパーティで潜っていましたが2000に惜しくも届かなかったのでリベンジが出来てとても嬉しかったです。
以下個別紹介
ドラパルト@食べ残し
性格:臆病 特性:すりぬけ
技:祟り目 みがわり 鬼火 電磁波
実数値:193(236)-×-118(180)-120-95-191(92)
H:16n+1
B:火傷A無振りナットのジャイロをみがわりが確定耐え
S: 準速スカーフウオノラゴン抜き
型が無限に存在する8世代600族ドラゴン。ボーマンダに替わって今作での相棒枠。エースバーンとゴリランダーが暴れている環境なのでそれらを咎める鬼火電磁波型で採用。前シーズンでは終盤にラムエースバーンが上位で大量発生していて刺さりが悪かったが、今期のエースバーンは球特殊型が増えたため相対的に刺さりやすくなった。ただしヨロイ島環境のスタートに伴い大量発生したポリゴン2には電磁波を入れる事しかできないので、見せ合いに居たら基本出せないのがキツかった。
ミミッキュ@アッキの実
性格:意地っ張り 特性:化けの皮
技:じゃれつく 影打ち ドレインパンチ 剣の舞
実数値:159(228)-140(140)-110(76)-×-126(4)-124(60)
H:16n-1
A:余り
B:皮ダメ込み+アッキ未発動でA4振りカビゴンのヘビボン確定耐え
S:ミラー意識+最速60族&準速70族抜きテンプレよりBとSに多く振ったアッキミミッキュ。ラプラスで壁貼ったりドラパルトで鬼火を入れた後に剣舞してスイープするのが主な仕事。Aにあまり振ってないため、連撃ウーラオスをじゃれつく+影打ちで落とせなかったりA+2影打ちでエースバーンを確2取れないのがキツかった。ただBに厚かったおかげで壁込みアッキ未発動の状態で鉢巻きゴリランダーのウドハンを耐えて勝ちを拾えたゲームもあったため一長一短だと思う。Sも結構振ったおかげでアッキミミッキュミラーにおいて上を取られたことが無く安定して刈ることが出来た。
エースバーン(キョダイマックス)@気合いの襷
性格:意地っ張り 特性:リベロ
技:火炎ボール 飛び膝蹴り アイアンヘッド 不意打ち
実数値:155-184(252)-95-×-96(4)-171(252)
A:特化
D:DL対策
S:準速
現環境における最強ポケモン。襷を盾に先発で相手の1匹目を倒し数的優位を取りに行く対面構築の要。エース運用をしないエースバーンは個人的に意地っ張り派。ポリゴン2対面は相手のパーティにドラパルトがいる時だけはアイヘから入るようにしていた。巷では思念持ちがトレンドだったが、基本は非ダイマ運用だったため命中安定のアイヘを採用。キッスやミミッキュに打点が取れ怯みで勝ちを拾えた事もあり正解だったと思う。他に特筆する事は無いが上位帯で飛び膝を撃つ度に寿命が縮んでいたのでゲーフリさんインファイトをくださいお願いします。
ジバコイル@弱点保険
性格:図太い 特性:頑丈
技:10万ボルト ラスターカノン ボディプレス 鉄壁
実数値175(236)-×-182(244)-150-110-84(28)
H:16n-1
B:余り 一応偶数調整
S:20振りポリ2抜き
このパーティ唯一のヨロイ島登場ポケモン。最初はポリゴン2を使用していたが、ミラーが頻発&あまりにも不毛で嫌気が差したためポリゴン2を刈れるボディプレ鉄壁型で採用。持ち物は食べ残しが理想だったがドラパルトが持っていったため弱点保険を持たせた。対ポリゴン2性能は少し下がったが頑丈弱点保険で絶体絶命のピンチをひっくり返したゲームもあったため後悔はしていない。ただ終盤は役割対象のポリゴン2がダイマを絡めてきて逆に刈ってくるケースもあったため信用出来ず選出率が低下。S9で使うには厳しい印象。
トゲキッス@拘り眼鏡
性格:控えめ 特性:天の恵み
技:エアスラ マジシャ 火炎放射 トリック
実数値:175(116)-×-116(4)-187(236)-136(4)-119(148)
H:16n-1
C:11n
S:余り 無振りミミッキュ+3
無限の勝ち筋を生み出す白い悪魔。最近では比較的珍しい眼鏡型。初手にエースバーンを投げにくい時や受けループを相手にした時に先発で投げる事が多かった。トゲキッスのトリックは考慮されないのかポリゴン2やラッキーの輝石をめっちゃ奪う事が出来た。勿論普通にエアスラ怯みを狙っても強く、火力を舐めて受けにきたポリゴン2はほぼ確3で飛ばせるため一回怯みを引くだけで簡単に突破することもあった。
性格:控えめ 特性:シェルアーマー
実数値:205-×-121(164)-150(252)-115-92(92)
B:余り
C:特化
S:大体のアーマーガア抜き
不動のダイマエース。キョダイセンリツでオーロラベールを貼り展開を大きく優位にできる。またダイストリームで雨を降らせる事で相手のラス1に控えている事が多いエースバーンのキョダイカキュウの威力を殺せるのもポイント。壁ターンを最後まで保たせるため後発から展開する事を徹底し、400戦以上潜って先発させた事は1回も無い。Sはアーマーガア意識だったがポリゴン2やアシレーヌ、ジバコイルの上を取って殴る事に役立つ事が多かった。絶対零度でラキハピドヒドポリ2を凍結させ多くの受けループを破壊したが、シーズン終盤に増加したみがわりポリゴン2は本当に辛かった。
基本選出1(ラプラスにダイマを切るパターン)
基本選出2(ミミッキュにダイマを切るパターン)
対受けループ
最後に...
以上でS8で使用した構築の紹介を終了します。S8はヨロイ島環境がスタートした影響でインフレシーズンでしたが、2ROMで2000に乗ったり終盤で瞬間2桁に到達する事が出来てすごく充実したシーズンでした。パワプロやオリガミキング等他にもやりたいゲームがあるのでS9に潜るか分かりませんが、また2000を達成したら記事を書こうと思います。対戦した方、そしてここまで読んでいただいた全ての方に感謝です。ありがとうございました!
オマケ 2桁順位に乗った時 7月27日の夕方
【S16 使用構築】最高最終2010 マンダガルド全方位積みサイクル
TN FOOL 最高最終2010 (最終156位)
おひさしぶりです。FOOLMOONと申します。S16お疲れ様でした。S6以降、10シーズンぶりにレート2000を達成したので構築記事を書いてみました。構築は相変わらず愛用しているメガボーマンダ+ギルガルドから組み始めて、当初はポリ2カバコケコゲッコウガを添えて共有パに近い並びで潜っていました。対戦を通して使用感を見ながら少しずつ変更し、最終的に積み技持ちが5体のめっちゃ僕好みなパーティとなりました。
以下個別紹介
性格:意地っ張り 特性:威嚇→スカイスキン
実数値:185(116)-201(140)-150(0)-×-110(0)-172(252)
技:恩返し 地震 龍の舞 羽休め
ORASの頃からの相棒で、この構築唯一のメガ進化枠。7世代最強のメガ枠であるが、最強故に死ぬほど対策されているポケモンであることは言うまでもない。ということで、今回のパーティでは最強の見せポケとして君臨してもらい、裏で処理することをメインに考えた。実際面白いくらいポリ2とゲッコウガが釣れた。技はテンプレで特筆すべきことは無い。相手のリザードン、バシャーモ、ギャラドスなどを厚く見たい時 には選出することが多かった。
ギルガルド@弱点保険
性格:意地っ張り 特性:バトルスイッチ
実数値:165(236)-108(220)-171(4)-×-172(12)-84(28)
技:シャドークロー 聖なる剣 影打ち 剣の舞
もう一体の相棒であり、この構築における地雷枠。マンダやカバと並べているおかげで、ほぼ全ての対戦相手が毒まもを前提とした動きをしてくれたため、不意の剣舞が死ぬほど刺さった。身代わり警戒で火炎放射から入ってくるテッカグヤ、霊技警戒でメガ進化してくるギャラドスを剣舞+弱保シャドクロや聖なる剣で倒す動きが多かった。高火力先制技持ちのため腐りにくく、パーティ全体で重めなテテフへの後出しが安定することもあって選出率はかなり高かった。Sは20振りポリ2抜き調整。
カビゴン@フィラの実
性格:意地っ張り 特性:食いしん坊
実数値:254(148)-144(4)-117(252)-×-143(100)-51(4)
技:恩返し 地震 鈍い リサイクル
配分はこちらの記事の調整を使わせていただきました。
https://www.ponz-poke.com/entry/2018/12/01/170851
当初使っていたHBポリ2から入れ替わった枠。ポリ2と比べてマンダ軸で重いゲッコウガに強く、混乱実込みで物理特殊幅広い範囲を誤魔化すことができ、鈍いを積むことでポリ2には無い決定力を発揮できるポケモンとして採用。後述のレヒレと合わせて使うことでほぼ全てのゲッコウガに対応できる点、ミストフィールドを盾に状態異常を封殺しながら鈍いを積める点がめっちゃ強かった。少し運が絡んでくるがマンダが誘うメガメタグロスやポリ2にも強く、受け+詰め筋として大活躍してくれた。
性格:腕白 特性:砂起こし
実数値:215(252)-132(0)-187(252)-×-93(4)-67(0)
技:地震 氷の牙 怠ける あくび
当初は先発でのステロ展開を目的とした所謂共有パのカバを使っていたが、読まれすぎて想定通りの動きが出来ない点、またパーティ全体で悲しいくらいメガミミロップが重い点を鑑みてHB振り切りのゴツメカバに型を替えた。役割を絞ったことで選出回数は減ったが、メガミミロップやメガメタグロス、メガガルーラなど環境に多いメガ枠に厚くなったので替えて正解だったと思う。
霊獣ボルトロス@格闘Z
性格:臆病 特性:蓄電
実数値:155(4)-×-90(0)-197(252)-100(0)-168(252)
技:10万ボルト めざパ(氷) 気合玉 悪巧み
当初はゲッコウガ意識で上から殴れるコケコを使用していたが、カビゴンレヒレの採用によりゲッコウガ対策が必要無くなったため低速受けサイクルを叩き潰せる補完枠として採用した。耐久が心許なくサイクルを回せないため選出率は最下位だが、ポリ2ドヒドグライラッキーヤドランエアームドテッカグヤなど厄介なポケモンを纏めて見れるため選出できた時は重宝した。格闘Zでぶっ飛ばしたポリ2は数え切れない。ついでにメガガルーラもぶっ飛ばせる。
カプ・レヒレ@水Z
性格:控えめ 特性:ミストメイカー
実数値:159(108)-×-135(0)-161(252)-150(0)-124(148)
今シーズンのMVP。自慢の色違いめざパ炎持ち個体。当初は変幻自在ゲッコウガを使っていたが、ポリ2になす術が無いこと、耐久が低すぎて扱いにくかったため採用した。出し負けになるポケモンが少ないので、ほぼ全試合先発で出しており選出率は圧倒的1位。有利対面では積極的に水Zを押し、数的優位及び相手サイクルの早期崩壊を狙う。瞑想はポリ2やミラー意識で採用。めざパ炎はゲッコウガがナットレイやハッサム意識でめざパ炎を持っていた名残りで採用した。ミストメイカーのおかげで裏のカビゴンやギルガルドが状態異常を貰うこと無く積み技を使えるため、間接的に運負けを減らすことにも貢献してくれた。Sは準速キノガッサ抜き抜き調整。
選出と立ち回り
基本選出は決めていなかったが、レヒレガルドカビゴンの並びで出すことが多かった。見せ合い時点で唯一のメガ枠であるボーマンダを意識させて、対策として選出されたポケモンを起点にして全抜きを狙う。その結果、パーティ6体のうち5体に積み技が仕込んである【全方位積みサイクル】の形となった。特にポリ2ゲッコウガあたりへの殺意は半端ない。1900帯での戦績は10勝3敗で勝率約77%だったので、我ながらもう少し上を狙える構築だったのではないかと思っている。
きついポケモン
パーティ全体で1番きついのはアッキ持ち天然ピクシー。こちらの勝ち筋が積み技に依存しているため突破方法が無い。出てきたら降参するレベル。次にきついのがメガミミロップ。まともに受けられるのがカバルドンだけなのでいたらほぼ選出される。ボーマンダやカビゴンが先に積めれば勝てるがかなり窮屈な立ち回りを強いられる。最後にリザードン。Xならレヒレやカバルドンで見れるがYはかなり辛い。カビゴンなら受けられると思って受けに出したら、ちょっと削られてただけで晴れオバヒで吹き飛ばされ椅子から転げ落ちた。
最後に...
以上でS16で使用した構築の紹介を終了します。S6以来、まさか2年近くもレート2000から離れることになるとは思いませんでした笑。実質レート最終シーズンと言われたS16で、レート2000を達成できてすごく嬉しかったです!恐らく今後7世代で潜ることはないと思います。次回はソード&シールド、8世代の舞台でお会いしましょう!