愚者の種蒔き

ポケモンのレート構築記事を上げたり上げなかったり。マンダガルドの並びがかっこよくて好き。

【SV S11使用構築】2017(339位) 炎槍と水剣のカイリューハッサム

 

TN:MOON(Vロム)

Switchの画像

はじめに...

最近マーダーミステリーとリアル脱出ゲームがマイブームのFOOLMOONと申します。今回は今月から始まったレギュレーションEでSV2回目となる最終レート2000を達成したので構築記事を書いてみました。

 

構築経緯

しばらくの間ポケモン対戦から離れていたためとりあえず炎オーガポンに強そうなカイリュー

カイリューとの相性補完が優れていて対面操作が強いハッサム

カイリューが不利をとるステロ撒きに大体強い連撃ウーラオス

→上記3体では搦手に弱いため状態異常対策としてサーフゴー

→キタカミの里要素0だし電気の一貫切りたいし試してみようの精神でアカツキガチグマ

→ここまでSラインが遅すぎるため大体上から殴れるハバタクカミ

とりあえずこのパーティで潜ってみたら使用感が良かったため、並びは変えず調整を弄りながら最終日まで戦った...我ながらめっちゃシンプル。個体紹介で後述するがパーティ全体で炎オーガポンをかなりメタっているところが唯一の特徴かもしれない。構築名の由来は炎と水のテラスタイプが2体ずついるところから。元ネタが分かる人はきっと古のカードゲーマー

 

個体紹介(採用順)

カイリュー@こだわりハチマキ

特性:マルチスケイル テラスタイプ:ひこう

167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)

H:あまり

A:魂を込めて特化

S準速

技:逆鱗 テラバースト 地震 神速

渦アンコやダイススケショなど無限の型が存在するカイリューだが今回は1番シンプルな鉢巻で採用。5世代産のプレシャスボール個体。カッコいい。初手性能もスイープ性能も高い上に型の匿名性も相まって最強だった。鉢巻飛行テラバーストの破壊力と一貫性は使うと病みつきになる。ただしテラスを切ると優秀なドラゴンの耐性が消えるためタイミングにはトレーナーの力量が試されるポケであるとも感じた。タイプ受け以外の後出しがほとんど効かないため汎用性を維持しながら受けループ対策になる点もGOOD。名実ともに9世代最強ポケであると感じた。選出率は3〜4位。

ハッサム@オボンのみ

特性:テクニシャン テラスタイプ:ほのお

177(252)-169(28+)-146(204)-×-103(20)-86

技:バレットパンチ 蜻蛉返り

     ダブルウイング 剣の舞

A:バレットパンチで無振りミミッキュ確定1発

HB:A156ミミッキュのA2↑テラスタルシャドークロー確定耐え

HD:C203サーフゴーのシャドーボールでオボン確定発動

カイリューが明確に不利を取るパオジアンやハバタクカミに強そうなクッション枠。ポケモンコロシアム限定かつ通常プレイでは出現しないナショナルリボン持ち色違いの狂った個体。なお実際は基本的にサーフゴーの選出が優先されたため選出率は最下位。見えないところから炎技が飛んでくることが多くてあまり信用できなかった。多分他にもっと良いポケモンがいた気がするがお洒落ポケモンを使いたい気持ちが勝ってしまったのだから仕方ない。調整はぴち様が使われていたものを参考にした。炎テラスとダブルウイングは炎オーガポン意識。...今考えるとハッサムで炎オーガポンを見ようとするアプローチ自体に無理があったような気がする。

連撃ウーラオス@パンチグローブ

特性:不可視の拳 テラスタイプ:ほのお

189(108)-183(132+)-142(172)-×-85(36)-125(60)

A:あまり

HB:A189パオジアンの弱点テラバースト93.8%耐え

HD:C176テツノツツミのフリーズドライ87.5%耐え

S:準速キノガッサ+3

技:水流連打 ドレインパンチ

     アクアジェット 剣の舞

このパーティのMVP。草フェアリー半減の毒テラスが強いならついでに炎も半減に出来たら強いのでは?と考えて炎テラスで使ってみたら最強だった。炎オーガポンとの有利不利を相手視点で考慮されにくい場面から逆転出来るのがめっちゃ偉い。ただテラスを切ると相手の連撃ウーラオスに弱くなったりサーフゴーと合わせて地面の一貫が生まれてしまうためある程度は立ち回りや選出でケアする必要はある。努力値はパンチグローブ型のテンプレからDをSに2回した。その結果ミラーの同じ型との対面では基本上を取れたしタスキやスカーフ型はサーフゴー後出しでどうにでもなったからこれが正解だった。技についてカイリュー対面で氷技が欲しい場面が100回はあったが切れる技が無かった。そろそろ色違い解禁してくれ。そしてムンボに入れさせてくれ。選出率は2位。

サーフゴー@ゴツゴツメット

特性:黄金の身体 テラスタイプ:みず

193(244)-×-161(252+)-153-111-106(12)

H:奇数最大値

B:魂を込めて特化

S:あまり

技:ゴールドラッシュ 祟り目 電磁波 自己再生

パーティ唯一の受け&状態異常撒き枠。イベントレイド限定の色違い個体。受け型のサーフゴーを初めて使ったがめっちゃ強かった。相手のパーティにカイリューが見えたらほぼ選出する関係で選出率1位。電磁波で無限の勝ち筋を量産したし、アカツキガチグマが誘う連撃ウーラオスの拳を何度も血塗れにした。そこそこ数がいた岩オーガポンに圧倒的有利な点も見逃せない。ただ相手のアカツキガチグマに出来る事が無いため後出しされるとキツかった。この動きがケアできたらもっと強いパーティになった気がする。テラスタイプはシンプルに強い水。連撃ウーラオスの水流連打のダメージを抑えたり、炎オーガポンのツタこんぼうを受けつつ電磁波を撒くためそこそこ切った。

アカツキガチグマ@とつげきチョッキ

特性:心眼 テラスタイプ:ノーマル

213(196)-×-141(4)-198(196+)-98(100)-74(12)

C:11n

HB:A182ウーラオスインファイト確定耐え

HD:チョッキ込みでC176テツノツツミのフリーズドライを79%で2耐え

S:最低限のミラー意識&麻痺した最速カイリュー抜き

技:ブラッドムーン 大地の力

     ハイパーボイス 真空波

パーティ唯一のキタカミ要素。チョッキ込みの撃ち合い性能の高さとブラッドムーンの破壊力に目が行きがちだが個人的には電磁波無効で鬼火が痛くない点が強かったと思う。明確に不利をとる連撃ウーラオスには前述のサーフゴーが強いため2体セットで選出する事が多かった。調整は完全オリジナル。火力と耐久を良い感じに両立していて使いやすかったし気に入ってる。技構成はテンプレ。テラスタイプは最初フェアリーだったが一撃ウーラオスと対面した時くらいしか役に立たなかったためノーマルに変更した。ノーマルにした事で処理が難しいイダイトウにほぼ確実に勝てる+初手で炎オーガポンと偶発対峙した時にテラスブラッドムーンを撃ってワンパンし数的有利を取れる点が強かった。色違い実装はよ。選出率は3〜4位。

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性:古代活性 テラスタイプ:みず

131(4)-×-101(204)-175(156)-156(4)-190(140+)

HB:A204鉢巻カイリュー地震81.3%耐え

C:H4振りのみハバタクカミをムーンフォース2発で76%で落とせる

S:ミラー意識

パーティの最後に入ってきた枠。ワクワクしてて可愛い。テツノツツミやパオジアンも試したがこの2体と比較してメインウェポンが命中安定である点と特殊相手になら1回は後出し可能な最低限のサイクル性能を持つ点が優秀だと感じた。舞ったカイリューやトドロクツキの更に上から甘えるのがめっちゃ強かった。ただし終盤に増えた瞑想持ちの特殊アタッカーに弱くハバタクカミを起点にされ負ける事も多かったため今使うならこの型じゃない説はある。調整はおろしぽんず様が使っていたものが強そうだと思ったのでそのまま流用した。実際強かったしブエナハバタクカミのミラーはほぼ上から動けて勝ちを拾える事も多かった。テラスタイプは無難に水にしたがほとんど切らなかった。選出率は5位。

 

基本選出

カイリューかガチグマ初手で残りは臨機応変

対受けル→ガチグマ+カイリュー@1

 

重いポケモン

クリアチャームカイリュー

→甘えるが通らないため無理

でんきテラス物理アタッカー

→電磁波が通らないため厳しい

瞑想持ちハバタクカミやアカツキガチグマ

→選出時に想定しづらい 立ち回りでカバー

 

最後に...

10月は仕事が立て込んで忙しかったですが新環境という事でひさしぶりにポケモン対戦に本気で取り組んだ結果レート2000を達成出来て良かったです。11月〜12月は別の事をして遊ぶ予定なのでそんなに潜らないと思います。レギュFでまた環境が変わったらレート2000を目指したいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

Special thanks

 S11で2回対戦しボコボコにしてくれたちきふわさん。リアルで面識のある方がレートをどんどん上げている姿を見る事でモチベーションに繋がっていました。最終レート2000達成おめでとうございます。それはそれとして次当たった時は勝たせてもらいます。

TRPGの卓仲間のみなさん。みなさんとの雑談はとても楽しく本当に良い気分転換になっています。鬼哭館の殺人事件を回すのめっちゃ楽しみにしています。