【SV S4使用構築】2053(241位)&2037(295位) MOON式セグカミラッシャ
TN:MOON(Vロム)
TN:MOON(Sロム)
Switchの画像
はじめに...
ブログを書くのが1年以上ぶりのFOOLMOONと申します。S4お疲れ様でした。今回はテラスタル環境で初めて最終レート2000を達成したので記念に構築記事を書いてみました。
構築経緯
SVでテラスタル環境が始まってS3まで全く納得の出来る結果を残す事が出来なかった為、ずっと使ってきた起点作成→全抜き構築を諦めてとりあえず強そうな並びだったセグカミラッシャからスタート。この3体できついキョジオーン絡みのサイクルに有利な隠密マントサーフゴーを採用。セグカミラッシャはS4も流行りそうな気がしてた為、3体全員に有効打を持てる&対面駒として優秀な襷けたぐりマスカーニャを採用。最後にルミナコリジョンが強そう(小並感)で相手視点で鬱陶しく思ってもらえそうだったクエスパトラを採用して構築が完成した。
個体紹介(採用順)
セグレイブ@とつげきチョッキ
特性:熱交換 テラスタイプ:でんき
213(180)-204(164+)-113(4)-×-108(12)-126(148)
HD:C205ハバタクカミのテラスムンフォ最高乱数以外耐え
S:準速キノガッサ+4
技:氷柱針 巨剣突撃 テラバースト 氷の礫
本構築の起点で絶対的エース。雪に転がってて可愛い。スイーパーよりも崩しの駒として運用したかった為テラスタイプはでんきを選択。アマガドオーやドヒドイデなど多くの受けポケを一匹で見れるだけなくチョッキと合わせて相手のテツノツツミやサーフゴーに複数回後出しが効く為めっちゃ強かった。特にテツノツツミの処理はでんきテラスが一番しやすいと思う(巨剣で処理しようとするとみがわりで一旦受けられ次の攻撃で致命傷を貰うケースが多そう)。耐久調整について何故かC特化ハバタクカミを意識してしまっているがそんな調整のハバタクカミなんて存在していなかった。ただこの調整のおかげで雑に受けに出しても割とミリ耐えする事が多かったからヨシってなった。S調整について準速キノガッサ抜きは言うまでもなくメジャーなラインでそこからどこまで振るかのチキンレースは誰もが通る道だがオフ会で仲良くさせてもらっているちきふわさんがS3で使ってたセグレイブのSが125だった為「+1にしとけばいっか」の精神で126とした。襷や鉢巻は準速が多い為上を取られる事が多かったがチョッキセグレイブミラーでは割と上から動けた印象。選出率は堂々の1位。先発からも後発からもよく投げテラスタルもほぼコイツに切っていた。本当に強かった。ありがとう。
ハバタクカミ@こだわり眼鏡
特性:古代活性 テラスタイプ:フェアリー
133(20)-×-75-185(236)-155-205(252+)
HD:C187ハバタクカミのシャドボ確定耐え
堂々の使用率1位の高火力特殊アタッカー。やる気ゼロだがやる時は出来る子。努力値振り及び技構成はテンプレであまり語る事は無いが雑に強かった。テラスタイプについてセグレイブの礫やカイリューのアクジェ対策の為に水にするという考え方もあるがこのポケモンに飛んでくる先制技はドドゲザンの不意打ちが圧倒的に多い為、半減で受けられるフェアリーがやはり使いやすいと感じる。物理方面が本当に紙の為、あまり先発には置かず裏から通すことを意識して運用した。特殊方面は無振りでも割と固い為、一回は受け出しが効く事も多くそこから高火力を押し付ける展開も多かった。選出率は4位。
ヘイラッシャ@食べ残し
特性:天然 テラスタイプ:くさ
257(252)-120-180(228+)-×-85-59(28)
S:ミラー意識
技:ウェーブタックル 雪雪崩 地割れ みがわり
本構築の地雷枠にしてMVP。幸せそうにしながら地割れを撃ってくるサイコパス。ミラーに絶対勝つ為に採用率圏外のみがわりを搭載した自慢の個体。結論から言えばめっちゃ強かった。努力値調整は物理相手にみがわりを残せる確率を上げる為にほぼHBに振り切りミラーで絶対上を取る為に多めにSに振った(結果ミラーは全試合で上を取れた)。ヘイラッシャミラーの不毛な対面では上からみがわりを貼り合法と化した地割れで数多のヘイラッシャを葬った。また大抵の物理アタッカーは裏に引いてくる為みがわりを置ければ裏の特殊アタッカーに致命傷を負わせるケースも多く、さらに副産物として相手のキョジオーンの上からみがわりを貼る事で塩漬けを拒否し型次第ではあるが完封およびTODを成立させる試合もあった。このヘイラッシャが明確に不利を取るミトムやテツノツツミ、アーマーガアに対しては前述のでんきテラスセグレイブが有利を取れる為非常に相性が良くレート上昇に大きく貢献してくれた。テラスタイプはシンプルに元のタイプとの補完を考えてくさを選択。でんきテラスセグレイブやジバコイルの前で切って確定数をズラす用途で何回か切った気がする。選出率は2位。
サーフゴー@隠密マント
特性:黄金の体 テラスタイプ:みず
181(148)-×-115-198(212+)-111-123(148)
HD:187ハバタクカミのシャドボ確定耐え
S:準速キノガッサ抜き
技:ゴールドラッシュ シャドーボール
サイコショック わるだくみ
キョジオーン絡みのサイクルおよび受けループを破壊する為に採用。しかし上位帯ではキョジオーンがほぼ絶滅しており受けループも絶対数が少ない上にハピナスが悪テラスである事が多かった為、対策した気になっていただけな感は正直あった。ただ他のメンバーで対処がきついニンフィアやブラッキーがいれば積極的に選出しあくびループのカットと悪巧みからの崩しが狙えた為、使用感は悪くは無かったと思う。テラスタイプみずはテツノドクガの眼鏡オバヒを耐えて殴り返す為に採用。たまーに切ってた。ちなみにA1以外の厳選要素無し。物足りない。選出率は5位。
マスカーニャ@気合いの襷
特性:変幻自在 テラスタイプ:くさ
151-162(252)-90-×-91(4)-192(252+)
技:トラックフラワー 叩き落とす
けたぐり 不意打ち
セグカミラッシャ対策兼対面駒として採用した9世代御三家。色違い厳選17匹目で出逢えたメス個体。選出する際はほぼ初手出しで運用した。けたぐりを採用する事で幅広い構築に選出がしやすくなり相手初手出しのセグレイブやドドゲザンが甘えてテラスを切らずに居座ってきた場合に一撃で落としeasy winをそこそこ量産してくれた。環境に毒菱撒きが多くけたぐりが考慮されにくかった点がこの個体に追い風となった感がある。技範囲が広く型の匿名性が高い点が非常に優秀なポケモンであると改めて感じた。テラスタイプはくさで使用したが1回も切らなかったし多分あくの方が強い気がする。カイリューを後出しされるのが鬱陶しくてじゃれつくが欲しかったが切れる技が無かった。選出率は3位。
クエスパトラ@オボンの実
特性:加速 テラスタイプ:ほのお
188(140)-×-101(164)-154(148+)-86(44)-127(12)
HD:テラス時にC205眼鏡ハバタクカミのシャドボ最高乱数以外耐え
S:+2で最速スカーフガブリアス抜き
テラバースト まもる
セグレイブやマスカーニャが初手に投げにくい時に投げられるよう対面駒+相手の思考と選出をバグらせる役割で最後に入ってきた。メソメソしながらルミナコリジョンとかいうぶっ壊れ技を撃ってくるやべー奴。4桁帯では刺さってそうな構築に適当に初手に投げてルミナコリジョンを撃ってるだけで相手パーティを半壊させる事が出来ていたが上位帯では出せるパーティが無くて全然選出出来なくなった為シンプルにテツノドクガとかに変更すべきだった。選出率は圧倒的最下位。
基本選出
セグレイブ+ヘイラッシャ+ハバタクカミ
マスカーニャ+ヘイラッシャ+セグレイブ
大体この2パターン
ニンフィア入り→サーフゴー+@2
受けル→サーフゴー+ヘイラッシャ+セグレイブ
最後に...
SVに入ってテラスタル環境が始まってから、人生で1番ポケモンが勝てなくなり正直心が折れそうになった時期もありました。そこで自分の闘い方を見つめ直しS4では剣盾の時に得意としていた壁やステロ展開からの全抜きを捨て、ある程度サイクルを回す構築に挑戦し満足の行く結果を残す事が出来ました。一つのやり方に固執せず違うやり方も試す事で解決の道標になるという学びを得て成長に繋がったシーズンになったと思います。明日から転勤でバタバタする関係で今月もガチで潜るかは分かりませんが、もし潜る時は最終2桁やレート2100達成を目指して頑張ります。最後まで読んでいただきありがとうございました!
Special thanks
さんポケオフ会で懇意にさせていただいている仲でS1でレート2000を達成されていたカピさんとちきふわさん。お二人の活躍を拝見し負けたくない想いで頑張りました。背中が見えるくらいには近付けたでしょうか?
TRPGの卓仲間のみなさん。ポケモンだけに集中するとどうしても殺伐としてしまう日々の中、一緒に卓を囲い楽しい時間を過ごす事で気分転換になっています。奇奇怪怪同好会の続きを楽しみにしています。
最後に(多分見ていないだろうけど)彼女さん。ポケモンが勝てない時に通話で愚痴を聞いてくれたり、シーズン終盤では忙しいだろうからとそっとしておいてくれてありがとう。いつも心の支えになっています。